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ヘッドオブ瀬田遠征記
投稿者: Choku 掲載日: 2007-1-26 (1776 回閲覧)
パルテ遠征記(「2006 Head Of The SETA」編)
山本光俊

はじめに
2006年10月28日(土)、29日(日)に瀬田川で実施された「2006 Head Of The SETA」に、パルテ会は昨年に続き、出漕いたしました。個人的には、初めてのロングレースでもあり、また好天にも恵まれて大変、素晴らしい体験となりました。
今回の瀬田遠征では、谷口さん・田中さん・玉村さん・熊谷さん・辰巳さん・川西さん・木村さん・高橋(直)さん・高木さん・山本の10名が参加し、エイト・シングルスカルの2種目に出漕いたしました。以下、簡単に瀬田遠征の報告をさせていただきます。

まずはシングルスカルで出漕
個人的には、3年前まで大阪に住んでいたこと、また母校である北大が、毎年3月に瀬田で合宿を行っていたことから、瀬田川自体はなじみのある場所です。ただし、瀬田川を漕ぐのは初めての経験であり、またシングルスカルがようやくまっすぐに進むようになった段階での出漕は、時期尚早の感もあり、少々緊張しながら瀬田入りしました。
シングルスカルにエントリーしているのは、田中さん、高木さん、山本の3名(熊谷さんは仕事の都合で棄権)。受付場所の「アーブしが」で合流し、エントリーを済ませて出漕順を確認すると、なんとOver30で一番早いスタートであることが判明。20秒間隔とはいえ、後ろに早いスカラーが控えており、一体何艇に抜かれるのだろう、と途方に暮れました。とはいえ、今更どうにもならず、気を取り直して、3人で借艇予定の瀬田漕艇倶楽部に向かいました。
瀬田漕艇倶楽部に到着すると、すでにレースに向けて関係者が慌しく準備を行っていましたが、みなさん礼儀正しく、感心いたしました。また艇庫の中もとても整理されており、「さすがに日本一のクラブチーム」とさらに感心。
借艇の手配が終わると、艇の乗り心地を確かめるべく、とりあえず田中さんと私は乗艇いたしました。(マイ工具を持参してきた高木さんは、リギング調整のため、後から乗艇)。艇庫から琵琶湖に出るまでは、狭い川幅と藻に気をつけながら、そして琵琶湖に出ると、同日開催していた県高校選手権の参加クルーの邪魔にならないように漕がねばならず、とても気を遣いました。
ようやくコースのスタート地点である瀬田川大橋にたどり着き、早速、コースを下見。若干波の高い琵琶湖と比べるとほとんど静水であり、非常に漕ぎやすい。ただ、カーブも多く、橋桁も気になるので、コース取りが大変そうな予感がしました。
シングルスカルのレースは、13時から20秒おきに順番にスタートとなります。私が13時14分40秒の45番目、田中さんが13時17分40秒の54番目、高木さんが13時24分20秒の74番目のスタートでした。
スタートはランニング・スタートで、瀬田川大橋を越えた段階で正式にタイムを計測することになります。シングルスカルのレースに出るのは、実に19年振りで、どうなることかと思いましたが、案外緊張せずにスタートできました。ただし、早くも後続の速いスカラーに煽られる羽目になり、コース取りに四苦八苦。初めてのコースであることも原因の一つですが、「橋桁に衝突しない」「コースを逆行しない」「後続の速いスカラーの邪魔をしない」の3点を気にしながら、レースをするのは予想以上に負担となりました。結局、タイムは31分34秒で、30歳代男子シングルスカルでは6艇中、5位という結果でした。
タイム自体は誉められるようなものではありませんが、とにかく、6.5キロの距離を無事、漕ぎ切ったことが何よりも嬉しかったです。また、後続の速いスカラーに何人も抜かれましたが、その追い抜いたスカラーに対して何人かは、しばらく食い下がるような展開に持ち込めたことも大きな自信となりました。そして琵琶湖・瀬田川で漕ぐことの気持ちのよさを実感しました。来年もぜひ、参加してみたいと思いました。

いよいよエイトで出漕
レース終了後の充実感に十分に味わう間もなく、我々3人は、瀬田漕艇倶楽部を後にして、エイトを借艇する予定の立命館大学艇庫に向かいました。艇庫は、最近新しく建設したそうで、非常に立派なもので、昨今の小艇での活躍ぶりを象徴するようでした。
艇庫には、すでに玉村さんをはじめメンバーは到着しており、早くも琵琶湖に漕ぎ出したい様子。なお谷口さん・熊谷さんが練習に参加できなかったため、谷口さんの代わりに立命館大学のマネージャーの方にCOXを、熊谷さんのシートは高木さんに乗っていただき、乗艇練習を行いました。個人的には、レース終了後からお尻が痛くなってきており、正直、軽めのメニューを期待していたのですが、またしても6.5キロの距離をパドルも含め、みっちり漕ぐ羽目となりました。COXをしてくれたマネージャーの「みなさんのエイトのスピードは、現役と比べてもなかなかのものですよ」は誉めすぎにしても、瀬田川をエイトで漕ぐ気分は、シングルスカルとはまた違った素晴らしさがありました。
レース前夜は、恒例の宴会です。私は私用で大阪に行っていたため、宴会には参加できませんでしたが、旅館に戻ってみると、部屋で田中さんが倒れており、遅れて到着してきたはずの熊谷さん・谷口さんもすっかり出来上がっている。また高橋(直)さんが軍艦(?零戦?)について熱弁を奮っており、宴会がどんな状況であったかは容易に察しがつきました。
さて、レース当日、朝、最後の乗艇練習です。前日に続き、コースのコンディションも上々で、前回の乗艇よりもバランスも改善されてきました。6.5キロのロングレースだけに、ピッチ30を目処に漕ぐことを全員で確認した後、レースに臨みました。
出漕クルーは全部13艇で、パルテ会は9番目のスタート。シングルスカル同様、ランニング・スタートで、なんと今までの練習でもなかったほど最高のスタート。本番に強いパルテ会らしい、と感心しながら漕いでいると、いつの間にかピッチが30を超えていたようで、谷口さんからピッチを落とすように指示。ところがこのセトルダウンがうまくいかず、返ってバランスを崩すことに。どうにかバランスも改善してくると、10番目スタートの後続の「S.59」があっという間に我々を抜き去っていきました。
あまりの艇速の違いにショックを受けましたが、気を取り直し、一本一本、漕ぎに集中。特に圧巻は、全員、最後の力を振り絞った唐橋からゴールまでのラスト・スパート。結局、タイムは26分56秒で13艇中、12位でしたが、艇速はともかく、ゴールした瞬間は、力を出し切った充実感がありました。また、東レ等艇速の早いエイトと一緒に出漕し、もっと上達したいと心底感じました。来年もぜひ、参加しましょう!
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